先日、友人のお家に行って、お片付けをしてきました。一緒に収納を見直していく中で、ふと気づいたことがあります。
それは、「コード類って、めちゃくちゃ増えるし、意外と厄介…!」ということ。
スマホにタブレット、ワイヤレスイヤホンにモバイルバッテリー…。今の暮らしは便利な家電やデジタル機器に支えられている反面、それに伴って専用のコードやアダプターも増える一方。気づけば、どのコードがどの機器のものか分からなくなり、使うたびにプチストレスを感じている方も、きっと少なくないはずです。
「謎のコード」を作らない!ラベリングの習慣
皆さんの家の引き出しや収納ケースにも、謎のコードが眠っていませんか?
「これ、なんのコードだろう…?」
「もう使ってない機器の付属品かもしれないけど、念のため取っておこう…」
「いつか使うかもしれないし…」
その気持ち、すごくよく分かります。でも、この「なんとなく必要そう」という感覚が、気づかぬうちにコードを増やす原因になってしまうんです。
そこでオススメしたいのが「購入したら、すぐにラベリングすること」。マスキングテープに手書きでも、テプラを使ってもOKです。「○○(機器名)用」と分かるようにコードに貼っておくと必要なコードをすぐに見つけられますし、本体が故障したり、買い替えたりするときにも、一緒に手放しやすくなります。多少面倒に感じるかもしれませんが、このひと手間が、後々のストレスをぐっと減らしてくれます。

家にあるコードを整理する3ステップ
もし、すでに謎のコードの山ができてしまっていたら、以下の3ステップでスッキリと整理してしまいましょう。
本体に差してみる
地道な作業ですが、手持ちのスマートフォン、タブレット、ゲーム機、イヤホンなどの電子機器と、保管しているコードを一つずつ差し込み、正体を確かめます。その途中で「この電子機器、最近全然使っていないな」と気づいたら、本体とコードをまとめて手放しましょう。
使うものはラベリングして保管
無事に正体が判明し、これからも使うコードには、「イヤホン用」「ゲーム機用」などのようにラベルを貼りましょう。
使用頻度の低いコードは、ジッパー付きの袋やケーブルボックスなどを活用して、種類別にまとめて収納すると絡まりを防げます。結束バンドやマジックテープ付きのベルトでコードを束ねてから収納するのも効果的です。
謎のコードは思い切って処分
「謎のコードは、永遠に謎のまま」。これは、あのこんまりさんの名言です。ステップ1で本体が見つからず、インターネットで検索しても、どうしても分からなかったコードは思い切って手放しましょう。謎のコードをずっととっておくと、収納スペースを圧迫してしまいます。潔く手放すことで、驚くほどスッキリするはずです。
おわりに:コード整理で得られる、快適収納スペース
ごちゃごちゃしたコードがスッキリするだけで、見た目がキレイになるだけでなく、探し物の時間が減り、日々の小さなストレスから解放されます。 それは、想像以上に心のゆとりにつながるはずです。
コードに限らず、「使っていないけどなんとなく手放せないモノ」は、私たちの暮らしの様々な場所に潜んでいます。ひとつひとつ見直していけば、より快適で心地よい毎日が待っているはずです